こんにちは、じゆうかあちゃんです。
保育歴10年の元保育士が、1歳児を家庭保育で育てています。
娘が1歳4か月になり、歩き始めました。
今回は、『運動能力は6歳までの足で決まる!』という本が気になったので読んでみました。
6歳までに運動好きに育てることがポイントのようです!!
・子どもを運動好きにしたい。
・幼児期にどんな経験を子どもにさせたらよいのかわからない。
・子どもに習い事をさせたいが何にするか悩んでいる。
「うちの子は、身体の動かし方がぎこちない」 「走るのが遅い」 「すぐしゃがみこんでしまう」 このように、いま運動が苦手な子が増えてきています。 園児の骨折の原因は、昔は「お友だちとぶつかる」「遊具から落ちる」というケースが多かったものです。 ところがいまは、骨折理由の50%以上が「何もない園庭で勝手に転んでしまう」ということをご存じでしょうか? いったい、なぜこのようなことが起こっているのでしょう。 答えは、単に子どもの運動神経の問題というわけではなく、身体を動かす経験が減っているからです。
運動能力は6歳までの足で決まる! 柴田英俊
私が保育士をしていた頃も、何もないところで転び、手も出ず顔を地面にぶつけてしまう子を数名見てきました。
小さい頃から足を動かすいろいろな経験をしておくと、神経に刺激が入り、身体が動かし方を覚えてくれるそうです。
では、どのような経験をしていくとよいのか順を追ってみていきたいと思います。
歩いて、基礎体力をつける
まずは、歩いて基礎体力をつけましょう。
どんなことをするにも基礎体力が必要になってきます。
この基礎体力をつける方法は、「歩くこと」しかありません。
この本によると体力の目安は、「年齢×1㎞」が歩けるかどうか。
例えば、2歳の場合は「2(歳)×1㎞ 」なので2㎞歩ける子は、基礎体力が十分についているということになります。
娘が歩けるようになってから、たくさん外で遊ばせてあげようと思い、公園ばかり連れて行っていました。
この本を読んで、基礎体力をつけるためにまずは歩くことが重要ということを知り、遊びより歩くことを重視するようになりました。
最近は、車で遠くの公園に連れていくよりも、歩いて近所の公園に行くようにしています。
遊びの中で身体の動かし方を知る
基礎体力がついたら次は、遊びの中で身体の動かし方を覚えます。
・鬼ごっこ
・ボール投げ
・縄跳び
・公園の遊具
・親子でフィールドアスレチック
など、いろいろな身体の使い方を覚えらるものが良いです。
運動は子どもが楽しく行うことが重要です!
遊びながら運動を得意にしよう
ボール投げが苦手な子の場合、足の使い方を覚えると上手にボールを投げられるようになります。 たとえば「てっぽう遊び」もおすすめです。 これは、新聞紙でつくった「てっぽう」が、いい音が鳴るように1日10回しっかり振るだけでOK。
運動能力は6歳までの足で決まる! 柴田英俊
こちらは、説明不要かもしれませんが、親子どちらかが鬼となり追いかけます。鬼にタッチされると鬼が交代になります。
まず、2~6歳までのわが子が運動のできる子になることを願っている親御さんにおすすめしたいのが、「鬼ごっこ」です。 なぜなら、運動能力は、子どもが楽しく、1回の回数が短く、全力を出し切る瞬間がないと身につかないからです。 その点、鬼ごっこは条件にぴったり当てはまります。
運動能力は6歳までの足で決まる! 柴田英俊
(ルール) ①お子さんのズボンやスカートの腰のゴムにハンカチやタオルをしっぽに見立ててぶら下げます。 ②鬼が5数えたらしっぽをとりに行くゲームです。 ③親子交代やきょうだいでしっぽをつける順番を替え、全員がしっぽをつけてとり合うのも楽しくできておすすめです。
運動能力は6歳までの足で決まる! 柴田英俊
子どもはヤドカリ役、大人は鬼役になります。 (ルール) ①ヤドカリの宿を2ヵ所決めましょう。 ②鬼が「宿替え」と言ったら、ヤドカリは急いで指定された宿へ引っ越ししないといけません。 ③鬼は、引っ越し途中のヤドカリにタッチしたら勝ちです。 ごきょうだいがいるときは、年齢によって宿までの距離を変えて、年齢差をつけてあげるといいでしょう。
運動能力は6歳までの足で決まる! 柴田英俊
(ルール) ①全員共通のゴールを1ヵ所決めます(目標物を決めましょう)。 ②スタートラインを決めます。年齢差によって目標物までの距離に変化を持たせましょう。 (例) 3歳:ゴールまで10mの距離 6歳:ゴールまで15mの距離 おかあさん:ゴールまで20mの距離 おとうさん:ゴールまで30mの距離 (ご両親で話し合って、距離差を決めてくださいね) ③誰かひとりが、「ヨーイ・ドン」の掛け声をして、一斉にスタート。 ④誰が一番最初にゴールに着くかを競います。 回数を重ねるごとに、家族が同時にゴールできる距離を見つけましょう。 真剣に競走することで、お子さんの足がどんどん速くなりますよ。
運動能力は6歳までの足で決まる! 柴田英俊
娘がもう少し大きくなったら、鬼ごっこやしっぽとりなど簡単な遊びから取り入れていきたいです。
幼児期におすすめな習い事は?
習い事をするなら、子どもが楽しんで行えるものが良い。
本書では、幼児期の習い事として「スイミング」や「体操教室」など、さまざまな動きを経験できるものが良いと述べています。
・「スイミング」は肺機能なども活発にしてくれます。
・「体操教室」では、マット・跳び箱・鉄棒などがあるのでいろいろな身体の使い方をまんべんなく覚えることができます。
毎日の足のケアも大事
☆子どもの足を育てる。毎日できる簡単マッサージ☆
(※足の変形をマッサージで整えてあげられるのは、6歳までの幼児期だけ)
①足指開き
つま先の細い靴を履いていたり、足が前にずれてしまっていたりする場合、足のゆびの間がなくなっていることがあります。でも、足をしっかり使うには、ゆびとゆびの間にすき間が必要です。 足を自由に動かせるように、足ゆびを開くマッサージをしてあげましょう。
運動能力は6歳までの足で決まる! 柴田英俊
②ねじれゆび
足ゆびがねじれていると、身体のバランスをとりづらくなるので、転ぶ原因も生んでしまいます。
運動能力は6歳までの足で決まる! 柴田英俊
③足ゆびを柔らかくする
運動能力の高い子どもたちには、そろって足ゆびが柔らかいという特徴があります。足ゆびが柔らかいと、うまく足を踏ん張れるようになり、怪我もしにくくなるので、運動する・しないにかかわらず毎日ケアをしてあげましょう。
運動能力は6歳までの足で決まる! 柴田英俊
1歳5か月の娘にも寝る前に、足ゆびマッサージをしてみると気持ちが良いのか、マッサージが終わると、私の手を自分の足に持っていき「もう1回やって」というような促しをしてきます。
寝る前の習慣にしていきたいです。
まとめ
子どもを運動好きにするためには、幼時期からの運動が大切。
①歩いて基礎体力をつける。
年齢×1km歩けることが目安。
②外で思いっきり遊ぶ。
鬼ごっこ・しっぽ取りなど走るものや縄跳び・ボールなどいろいろ遊びを取り入れる。
③習い事でしたら、スイミングや体操教室などがおすすめ。
子どもが楽しく取り組むことが重要。
④足のマッサージをする。
マッサージで足のケアも大切。
我が家では、娘との散歩習慣を取り入れて2週間が経ちました。まだまだ、「抱っこ~」ということも多いですが、「あっちにお花があるよ。」「にゃんにゃんいたよ。」など声掛けすると、日に日に歩ける距離も増えています。
この調子で焦らず、娘が楽しく散歩できるようしていきたいです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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『運動能力は6歳までの足で決まる!』の本はこちらで読みました。
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