『1歳児からの靴選び』の本で靴選びの重要性を知りました。

子育て

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かあちゃん
かあちゃん

こんにちは、じゆうかあちゃんです。

保育歴10年の元保育士が、1歳児を家庭保育で育てています。

靴選びの参考になるよう『1歳児からの靴選び』という本を読みました。

(ファーストシューズを買う前に読めばよかった…)

本の内容を写真とともにまとめたのでぜひご覧ください。

この記事は、こんな方におすすめ

・子どもの靴選びに迷われている方。

・年齢にあった靴を知りたい方。

靴選びに大切なこと

履かせやすい・脱がせやすいはNG!!

日本には、靴は外で履き、室内では脱ぐという文化の為、子どもの靴でも履かせやすい・脱がせやすいで選ぶ人が多いようです。

しかし、履かせやすい・脱がせやすいは言い換えると、脱げやすい靴です。

靴は、足にしっかりフィットするのが1番良く、本当は紐靴で毎回結ぶのが良いそうです。

しかし、実際には1人で結べない子どもに紐靴を履かせるのは大変ですよね…。

次に良いのが、マジックテープの靴です。

子どもの靴でも主流のマジックテープの靴選びを今回見ていきたいと思います。

靴選びのポイント4つ

①中敷きが取り外せるもの

②ハイカットまたはミドルカット

③足の付け根の部分で曲がるもの

④マジックテープの靴

中敷きが取り外せるもの

靴のサイズを正確に測る為、中敷きが取り外せる靴を選びます。

靴のサイズを測るときは、中敷きを出して、中敷きに足を合わせてサイズを測ります。

中敷きに合わせて測るときのポイント

1.子どもを立たせた姿勢で合わせること

2.かかとをしっかり後ろのカップに合わせること

3.指をしっかり伸ばすこと

1歳児からの靴選び:子どもの体は足=靴から作られる! 春日井 翔子

このように中敷きに足を合わせることで、実際につま先にどれくらい余裕があるのかを測ります。

このつま先の余裕を「捨て寸」と言います。

つま先の余裕は、年齢によってどのくらい必要なのかが変わってきます。

歩き始めから幼児期(3歳程度)までは5~8㎜前後、幼児中期(4歳程度)から学童期までは10㎜前後かそれ以上の捨て寸が目安となります。

実際には捨て寸が5㎜以下になったら靴の買い替え時と考えてよいでしょう。

ハイカットまたはミドルカット

歩き始めはハイカットまたはミドルカットの靴を選びましょう。

理由は、1歳前後の子どもの足は、まだ骨化が十分に進んでいない未完成な足だからです。

ハイカットやミドルカットの靴は、不安定な子どもの足の骨を支え、踵骨しょうこつの過剰な左右への倒れ込みを防ぐた役割を果たします。

簡単に指で押したり、つまんだりしてもつぶれない硬さも必要です。

足関節が未完成で歩行が不安定な3歳くらいまでは、側方の動揺を安定させる足首まであるハイカットタイプが良いです。

1歳児からの靴選び:子どもの体は足=靴から作られる! 春日井 翔子

足の付け根の部分で曲がるもの

足の付け根の部分で曲がるものを選びましょう。

(ちょうどつま先立ちをする時に曲がる部分)

さらにつま先の反り返りがあり、滑りにくい靴だとより良いです。

1歳児からの靴選び:子どもの体は足=靴から作られる! 春日井 翔子

マジックテープの靴

マジックテープは、子どもそれぞれの足の幅や甲の高さに合わせて調整が出きる必要があります。

そのためには1本タイプのマジックテープの靴よりも、2本タイプの方が微調整が可能です。

さらに、折り返しの2本タイプだと履いている間に緩むことが少ない為、より良いです。

1歳児からの靴選び:子どもの体は足=靴から作られる! 春日井 翔子

靴選びチェックリスト

1歳児からの靴選び:子どもの体は足=靴から作られる! 春日井 翔子

正しい靴の履き方

靴選びが終わったら、次は正しい靴の履き方が重要です。

靴の履き方でやることは、しっかりと留めることです。

それでは、順を追ってみていきます。

正しい靴の履き方

①靴は座って履きます。

②靴に足を入れたら、かかとをトントンと地面に当てて踵に合わせます。

③片方の手でアッパー(甲布)を絞り、押さえます。

④ ③をやりながら、もう片方の手で足首側のベルトを「しっかりと」と留めます。

⑤つま先側のベルトを留めます。

1歳児からの靴選び:子どもの体は足=靴から作られる! 春日井 翔子

①靴は座って履く

4,5歳くらいになると立って靴を履く子が増えてきますが、靴は踵に合わせて履くため、座って履く習慣をつけましょう。

②「踵」に合わせることがポイント

靴は、かかとに合わせるのが鉄則です。

座って靴に足を入れ、踵を床にトントンと当てて、踵の位置を合わせましょう。

③アッパー(甲布)を絞ります

アッパー(甲布)とは、靴の上部分の布です。

何もしないと広がってしまうので、ベルトでしっかりと留められるように、左右から足首部分の布を集めてキュッと絞るようなイメージで押さえます。

④アッパーを絞りながらベルトを留める

片方の手でアッパーを絞りながら、もう片方の手でベルトを引っ張って留めます。

両手を器用に使う必要があるため、子どもにはなかなか難しい工程です。

折り返しの2本ベルトでしたら、③の工程がなくなり、外側にベルトを引っ張るだけでアッパーを絞ることができます。自分で履けるようになったら、折り返しの2本ベルトがおすすめです。

ベルトが2本ある場合は、足首側から留めることが大切です。

「しっかりと」留めるときのポイントは、子どもに靴を履いて歩かせた時にかかとがカパカパ脱げて動かないような強さで留めることです。

まとめ

靴選びでは、子どもに履かせやすい靴が良いと思っていたので、今回「1歳児からの靴選び」の本を読んでしっかり足を留められる靴が良いということが学べてよかったです。

また、靴の履かせ方も小さいころから丁寧に教えていき、大きくなったら1人で正しく靴を履く習慣をつけていきたいです。

この本を参考に、子どものセカンドシューズを選んできたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

『1歳児からの靴選び』の本は、Amazon Kindle Unlimitedで読みました。

Kindle Unlimited

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